キラキラ錠というものがありますが、飲むことでウンチをキラキラにするためでないとしたら一体何の役に立つんでしょう?キラキラ錠の宣伝を見るとどんな場合にも飲んではいけないと書いてあります。
でもユニコーンみたいなウンチの誘惑に逆らうのは難しく、いったい何人の人がキラキラ錠を買ってトイレでお祭り状態を楽しんでいるのかと思ってしまいます。
私の友達がキラキラ錠を扱うエッツィーストア(eコマースサイト)のリンクを掲載した時にはとても興味を引かれました。なぜならそれが本当にきれいだったから。形もデザインもとても豊富なのですが、どのカタログにもこういう警告が添えてあります。「キラキラ錠は食べられません。装飾以外には使わないこと。」
でも実際に食べてしまう人はいます。意図的ではないにしても子供が遊べばいろいろなところに散らばるし、きっと飲み込むこともあるでしょう。もしそれがあなたのお子さんだったら、その後何日かウンチに混じったことで気が付くかもしれません。
でもあなたなら、毒がないにしろきれいなキラキラの錠剤をわざと飲んだりするでしょうか?確かに魅力的ではあります。ましておならをチョコレートの香りに変える錠剤の話を聞いた後だったとしたら、次の段階として論理的かもしれません。チョコレートのおならと虹のウンチ?すごいじゃないですか?
キラキラしたものは何百年も装飾に用いられ、石、昆虫、ガラスなどさまざまな物質が使われてきました。でも現代のキラキラはプラスチックでできていて、毒性がないと宣伝されていたとしても食用ではありません。ある小売業者などこれはキラキラが必要な場合の非常用で、戸外で派手な喝采を受けるため自分(と巻き添えになる相手)に浴びせるためだなどと言っています。
心配なのはキラキラが結腸に留まることです。炎症を起こして感染などの問題を生じる可能性があるからです。うっかり(子供ならわざと)飲み込んだのが少量で、何度も飲んだりせずウンチを飾るほどの量でもない限り害はないかもしれません。でもトイレでキラキラウンチを見る楽しみのために小さなプラスチックのかけらを沢山飲もうとは思いません。
マーシー医療センター病院で一次医療に携わるマーク・リーヴィー医学博士も同じ意見です。「例えばお昼のサンドイッチを包むラップに毒性はありませんが、食べる前にはラップをはずすでしょう。デンプンと食用着色料を使った食べられるキラキラもありますが、この手のものは光沢のある塗料が付いた小さなプラスチック片を含むことが多く、それ自体毒性はないとしても食べられるものではありません。」
そこであえて質問ですが、本当にこれは一体何のために存在するんでしょう?キラキラを浴びせる話は分かるような気もしますが、健康には良くないと思うのです。もし間違って目に入れば恐ろしいことになりますし、キラキラが嫌いな人(たぶんほとんどの人)に浴びせかければ殴られるかもしれません。
reference:sheknows