カエルに飲まれても尻の穴から逃げ出すことのできる昆虫が存在した
水中のガムシの一種であるマメガムシのことはあまり世に知られていません。甲虫の仲間で魚の孵化場では害虫とされており、湿潤熱帯に適応しています。 しかし、マメガムシはカエルに食べられてもお尻から素早く這い出すという能力のおか…
水中のガムシの一種であるマメガムシのことはあまり世に知られていません。甲虫の仲間で魚の孵化場では害虫とされており、湿潤熱帯に適応しています。 しかし、マメガムシはカエルに食べられてもお尻から素早く這い出すという能力のおか…
チェルノブイリ被災地で増殖した菌が宇宙旅行者を放射線から守ってくれるかもしれません。この菌は災害から5年が経った1991年に発見されたもので、放射線を食べることが専門家によって確認されています。 菌の名はCryptoco…
研究者たちは一見生命のいない海底に1億年以上も閉じ込められて休眠中の小さな微生物を復活させることに成功しました。 日本とアメリカの科学者から成る研究チームは、太平洋の海底下の快適とは言えない状況で微生物が生き延びられるか…
微生物というのは本当に大きな勢力を持った生命体です。この見えない生体物質が地球上の出来事を何十億年にもわたって成り立たせてきたのです。動植物の出現は微生物同士の合併の副産物であって、地球の歴史の上では比較的最近の出来事だ…
巨大なウシマンボウ(学名:Mola alexandrini)はちょっとした秘密をずっと持っています。その幼生の姿はいままで謎につつまれていたのですが、オーストラリアとニュージーランドの科学者が一致団結したおかげで世界有数…
ある種のサルモネラ菌は植物の防衛機能をかいくぐって葉の中に入り込む術を獲得したようです。この戦略によって菌は植物の免疫システムから身を守れるばかりか、台所で洗い流されることもなくなります。 これは古典的なトロイの木馬方式…
太陽の光がほとんど届かない深海の暗闇ではほんのわずかな光によって生き物たちの正体がばれてしまいます。 科学者たちは現在までに16種類のウルトラブラックフィッシュを発見してきました。そのどれもが隠れる間やハンティングする間…
2,500万年ほど前の漸新世期、今のサウス・カロライナにあたる地域に住んでいた体長4.8mに達するイルカの先祖の骨格がほぼ完全な形で発見されました。この「イルカ」は知られる限り反響定位を行なう頂点捕食者として最古の生物で…
コウモリは世界中至る所にいますが、オオコウモリが見られる地域は地球上の一部に限られます。そのためフィリピンで撮られた巨大フルーツコウモリの写真がこのところソーシャルメディアを賑わわせているとしても驚くにはあたりません。「…
動物が地震を「予知」する話は紀元前373年に遡り、ギリシアの歴史家ツキディデスによればヘリケーの街を壊滅的な地震が襲う数日前にネズミ、蛇、犬、イタチが逃げ出したとされています。 また現代でも地震の数時間前、あるいは数日前…