昨年12月末にドナルド・トランプ大統領の署名により国防権限法が成立し、宇宙軍が発足しました。米国で70年ぶりに新設された独立軍です。
そして、ついにトランプ大統領が創設した宇宙軍の軍服が地上に降り立ちました。宇宙軍なだけに、この世のものと思えないくらい素晴らしいものかと言うと首を傾げる人もいるようです。
このほど、米宇宙軍(先月20日にトランプ氏が国防権限法に署名したことにより発足)が新しい軍服の写真を発表しました。これを見て、トランプ氏がなぜこんな迷彩柄を選んだのか訝る声が上がっています。
これが物議の発端となった宇宙軍のツイートです。
この軍服には米宇宙軍のネームとともに米国旗と米国宇宙司令部の紋章も肩で存在感を放っています。
SNSのユーザーたちがさっそく反応したその多くが、なぜ宇宙で迷彩柄を着る必要があるのかということです。
「宇宙空間にどれだけの木があると思っているんだ?」と別のユーザーがツッコミを入れ、「宇宙で迷彩服? いったいなんで? また税金のムダ遣いか。よくやった!」と皮肉交じりにコメントするユーザーもいます。
軍服を公表した翌日、宇宙軍は批判が殺到しているのに気づき、迷彩生地を選んだ理由を説明するツイートをしました。
「宇宙軍は現行の陸軍と空軍の軍服を流用し、新しくデザインしたり製造したりするコストを節約しています。他の軍種と地上で共同活動をするときに隊員同士が似た軍服を着て作業することになります」
米海軍は「この世のものではないようなすばらしさ!」と言葉遊びを交えて新軍服の感想を引用ツイートで述べています。
昨年の12月20日にトランプ氏は宇宙軍を発足させたと発表しました。
AP通信社によると、宇宙軍についてのトランプ氏の計画は本人が望んでいたものよりはるかに小さな規模で始まったと言います。というのも、宇宙軍の発足は2018年前半に米軍についてトランプ氏が思いつきで返答したことがきっかけであったためです。
賛否両論、いやネガティブな意見が多く見られるこの宇宙軍ユニフォーム。皆さんはこのユニフォームに賛成ですか?反対ですか?
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