コロナウイルスは今非常に心配です、人口が密集した地域に住んでいる場合はなおさら感染が心配でしょう。この新しいウイルスはインフルエンザのような症状がみられ、特別な検査をすることで診断がつきます。
つまり誰でも感染する可能性があるのです。繰り返しになりますが、特に心配なのはすでに感染者が出た地域に住んでいる場合です。しかしパニックになる必要はありません、近くに感染者さえいなければかからないのです。
マスクのような防具はウイルス感染拡大を防ぐことができますが、ウイルスに触れないという保証はありません。どちらかといえばマスクはあなたを守るというよりはあなたが他人に細菌を感染させないために使うものなのです。
さらに、この時期流行しているのはコロナウイルスばかりではありません。インフルエンザはコロナウイルスよりも致死率が高いとも言われています。マスクの欠点として言えるのは、スマートフォンのロック解除を顔認証システムに頼っている場合マスクでは解除できないということです。しかし、これを解決する賢い方法を考えた人が現れました。その方法とは、顔をN95マスクにプリントしてマスクをつけたまま顔認証のロック解除が出来るようにするというものです。
この製品はFaceIDMasks.comで購入可能で、誤解を招きそうな名前ですが、後ほど説明します。
全ての顔認証システムが同じように作られているわけではありません。Androidは数年間2D顔認証システムを導入していましたので、写真でロック解除ができてしまいます。2D顔認証技術以下を使用したスマホでしたら顔の下半分をマスクにプリントすれば充分解除可能なのです。ネットバンキングアプリのようなサービスに2D顔認証を使うのは安全とは言えません。
Appleは数年前にFace IDという3D顔認証ロック解除システムを開発しました。このシステムは洗練されたカメラモジュールを使って顔を立体的に捉えます。同時に目を開けた状態、閉じた状態も照会してiPhoneやiPadのロックを解除します。Huawei, Xiaomi, LGを含む他社もFace IDを模倣していますが、わずかな機種のみとなっています。GoogleもPixel 4 のリリースに合わせてAndroidに3D顔認証のサポートを追加しました。AppleのFace IDがどれだけ複雑な構造か下をご覧頂けたらわかるでしょう。
Face IDユーザーはこの認証システムが帽子やメガネといった被り物に適応していることはご存知かと思います。iPhoneやiPad Proは通常身につけないような帽子やメガネを着用していてもロック解除できるのです。しかし、顔がスカーフやN95マスクのように何か大きいもので隠れていると認証できずにロックは解除されません。
この問題を解決するためにはご紹介の商品、つまりカスタマイズしたN95マスクを二人目の顔としてiPhone やiPadに登録すればいいのです。システムをだましてマスクをした顔があなたの顔だと思わせるのです。目を含む顔のほとんどは隠れてはいませんので少なくとも理論上では機能するはずです。
あなたがマスクをオーダーするかどうかはこのリンクでResting Risk Faceのサービスについて読んでから決めればいいでしょう。もしマスクのせいでFace IDが機能しなくてもPINコードやパスワードを使ってロック解除はできるのです。
reference:nypost