米カーネギー研究所が、今年の2月21日〜4月15日にわたってTwitterで募集していた『木星の5つの新衛星』の名前が正式に決定したことを発表した。
木星には、太陽系最多となる数である79個もの衛星が存在する。今回名前が募集されたのは、昨年の7月にカーネギー研究所によって発見が発表された12個の衛星のうちの5つ。
衛星の命名は、国際天文学連合 (IAU) の惑星系の命名に関する委員会の責任のもとで行われる。1973年以前は、衛星の発見者がその名前を決定していたそうだ。名前を決まる際には、ギリシア神話のゼウス、またはローマ神話のユピテルに関連した名前でないといけないなどの、様々な厳正なルールのもと進行される。
細かなルールを通り抜けて、見事決定した名前は次の通り。
パンディーア、エルサ、エイレーネーはギリシャ神話に登場する女神で、フィロフロシュネー、エウフェーメーはゼウスの孫娘なんだそう。
名前が決定した5つの木星の新衛星、詳細の研究が進むことを心待ちにしている。