OmniVision Technologies社が、「0.65 x 0.65 x 1.158mm」サイズの医療用カメラを開発し、ギネス世界記録に認定された。
米カリフォルニア州を拠点とするOmniVision Technologies社が開発した「0.65 x 0.65 x 1.158mm」サイズの医療用カメラが市販されている世界最小のカメラとして、ギネス世界記録に認定された。
「OmniVision OV6948」と名付けられたこの極小カメラは「0.575 x 0.575 x 0.232mm」サイズのセンサーが搭載されている。
極小カメラは性能も素晴らしいもので、画質に優れ、感度も向上している。また、同クラスで競合する前面照明カメラより優れたレンズ技術を使用できるとのこと。
画像解像度は200×200ピクセルで、映像は30fps。画角は120度で、焦点距離は3mm~30mm。撮影内容はノイズを抑えた状態で、4m以上離れていても転送可能となっている。
さらに、消費電力も25mWと低く、熱を発生しにくいため長時間の手術に適しており、患者が感じる不快感を軽減することができるのだ。
今後、幅広い分野での活躍が期待されることだろう。
reference: expresstech, digitalcameraworld