コロナで封鎖されたイエローストーンに侵入した女性が熱湯に落下

コロナウイルスのパンデミックの影響で閉鎖されたイエローストーン・ナショナルパークに違法に侵入し、公園内で最も有名な間欠泉の近くで熱湯に落ちたと伝えられている女性に起きた事故について調査が行われています。

Credit:Pixabay

公園の広報担当は、『後ろに下がって写真撮影をしている間に』オールド・フェイスフルの間欠泉の熱湯に落ちた、と話しています。この時は、女性はやけどを負っていましたがどの場所に落ちたのかはわかっていませんでした。落下したあと彼女は公園を通って北に向かい、マンモスホットスプリングからおよそ1.6km南の公園警備隊からの通報を受けドクターヘリで病院に運ばれました。

「彼女は怪我を負っていたためイースタン・リジョナル・メディカルセンターの火傷センターへドクターヘリで搬送されました。」と広報担当者は話しています。

オールド・フェイスフル間欠泉は1872年のロッキーマウンテンパークの設立に影響を与え、世界中からの訪問者の定番の観光地となっています。この間欠泉は公園内に500ほどあるもののうち、いつ噴出が起こるのかを予測できる間欠泉の1つです。

「規則的でいつ噴出するのかを予測できる予間欠泉は珍しく、オールド・フィスフル(古い忠実)はその名の通り噴火の間隔は過去30年間で30分伸びただけです。」と公園は書き記しています

やけどするほど熱いお湯が55m以上も空に伸びる噴出は地下でおこる火山活動の触媒によるものです。公園側は、世界中から訪れる観光客の不適切でときに危険な行為を把握はしています。2018年9月にオールド・フェイスフル間欠泉を歩く男性が横たわって穴に手をいれる2つの動画が拡散されました。

2016年には23歳の男性が熱湯に落ちてすぐに死亡(そして強い酸性のため溶解)しました。その1年後には21歳の男性はオールド・フェイスフル間欠泉の北にある腰までの深さの温泉に落ちたが一命をとりとめました。

不注意な観光客へ脅威となるものは熱湯だけではありません。観光客がシカクマバイソンなどに襲われた事件があって以降近年公園当局は野生動物の生息地帯に侵入しないように継続的に警告を出さなくてはなりませんでした。

イエローストーン・ナショナルパークは3月24日からはコロナウイルスの影響で閉鎖されていますが、新たに設定された3段階計画をもとに5月18日正午に再オープンを予定しています。この公園はモンタナ、アイダホ、ワイオミングの3つの州にまたがっていて、州ごとに制限が設定されています。モンタナ州とアイダホ州では現在州外からの訪問者を制限しています。

「公園のゴールは安全に開放し、職員や観光客のリスクを軽減する行動を確実に取ること、そして地元経済が回復する手助けをすることです。」と公園管理責任者のキャム・ショリー氏は声明を出しています。「難しい決断を迫られている周辺知事や州、コミュニティー、保健当局などの協力に感謝します。私たちのゴールは入口をできるだけ早く安全に開けることです。」

公園が開放されるまで、観光したい方はライブストリームを通してリアルタイムで間欠泉の噴出を見ることができるこちらを勧めています。

reference:iflscience



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